東京神学大学

Tokyo Union Theological Seminary

学部・大学院

本城 仰太

准教授
本城 仰太(Kota Honjo)
教会の歴史は、一方では人間の罪が色濃く現れる歴史ですが、その中にあっても神の摂理によって導かれる神のドラマです。歴史神学はそのようなクリアな視点を持つことができる神学です。
本城 仰太
略歴
2001年 慶應義塾大学 理工学部 卒業
2003年 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科 修了
2008年 東京神学大学 神学部 卒業
2010年 東京神学大学 大学院 神学研究科 修了
2010年~2018年 日本基督教団 松本東教会 伝道師・牧師
2016年 東京神学大学 博士課程 単位取得満期退学
2017年~2020年 東京神学大学 非常勤講師
2018年~現在 日本基督教団 中渋谷教会 牧師
2020年~2023年 東京神学大学 常勤講師
2023年~現在 東京神学大学 准教授
 
最終学位
博士(神学)(東京神学大学、2018年4月)
学位論文題
テルトゥリアヌス神学の研究
― 信仰の基準(Regula Fidei)を中心に ―
所属学会
日本基督教学会
国際教父学会
専門分野
古代教会史、教理史
関連分野
教父学、信条成立史
長期研究テーマ
アウグスティヌス、キプリアヌス、テルトゥリアヌスを中心とするラテン教父研究
短期研究テーマ
使徒信条成立史研究
著書・発表論文
  • 「エイレナイオスにおける無からの創造の教理確立」(『神学』72号、東京神学大学神学会、教文館、2010年)
  • 「キプリアヌスの教会論」(『歴史神学研究』創刊号、歴史神学研究会、2017年)
  • 「ドナティスト論争におけるアウグスティヌスの教会論 ―教会が「聖」であるとは、どういうことか―」(『歴史神学研究』第2号、歴史神学研究会、2018年)
  • 「テルトゥリアヌスのキリスト論」(『神学』82号、東京神学大学神学会、教文館、2018年)
  • 「テルトゥリアヌスの創造論」(『伝道と神学』No.9、東京神学大学総合研究所、2019年)
  • 「使徒信条成立史研究の最近の動向」(『歴史神学研究』第3号、歴史神学研究会、2019年)
  • 「使徒信条の成り立ち① 日本での使徒信条成立史研究の50年の遅れを取り戻す」(『季刊教会』、No.118(2020年春号)、改革長老教会協議会)