2024年度入試情報

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教員紹介

本城 仰太

准教授

本城 仰太ほんじょう こうた

教会の歴史は、一方では人間の罪が色濃く現れる歴史ですが、その中にあっても神の摂理によって導かれる神のドラマです。歴史神学はそのようなクリアな視点を持つことができる神学です。

略歴
2001年 慶應義塾大学 理工学部 卒業
2003年 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科 修了
2008年 東京神学大学 神学部 卒業
2010年 東京神学大学 大学院 神学研究科 修了
2010年~2018年 日本基督教団 松本東教会 伝道師・牧師
2016年 東京神学大学 博士課程 単位取得満期退学
2017年~2020年 東京神学大学 非常勤講師
2018年~現在 日本基督教団 中渋谷教会 牧師
2020年~2023年 東京神学大学 常勤講師
2023年~現在 東京神学大学 准教授
最終学位
博士(神学)(東京神学大学、2018年4月)
学位論文題
テルトゥリアヌス神学の研究
― 信仰の基準(Regula Fidei)を中心に ―
所属学会
日本基督教学会
国際教父学会
専門分野
古代教会史、教理史
関連分野
教父学、信条成立史
長期研究テーマ
アウグスティヌス、キプリアヌス、テルトゥリアヌスを中心とするラテン教父研究
短期研究テーマ
信条成立史・受容史研究
著書・発表論文
  • 「エイレナイオスにおける無からの創造の教理確立」(『神学』72号、東京神学大学神学会、教文館、2010年)
  • 「キプリアヌスの教会論」(『歴史神学研究』創刊号、歴史神学研究会、2017年)
  • 「ドナティスト論争におけるアウグスティヌスの教会論 ―教会が「聖」であるとは、どういうことか―」(『歴史神学研究』第2号、歴史神学研究会、2018年)
  • 「テルトゥリアヌスのキリスト論」(『神学』82号、東京神学大学神学会、教文館、2018年)
  • 「テルトゥリアヌスの創造論」(『伝道と神学』No.9、東京神学大学総合研究所、2019年)
  • 「使徒信条成立史研究の最近の動向」(『歴史神学研究』第3号、歴史神学研究会、2019年)
  • 「二千年の教会の伝統「使徒信条」」(『説教黙想アレテイア』、No.109、日本キリスト教団出版局、2020年)
  • 「使徒信条成立史における「永遠の命」」(『神学』82号、東京神学大学神学会、2020年)
  • 「使徒信条は使徒的なのか? -「信仰の基準」による使徒性の保証-」(『神学』83号、東京神学大学神学会、2021年)
  • 「アウグスティヌスの摂理論」(『伝道と神学』12号、東京神学大学総合研究所、2022年)
  • 「身体性と隣人愛 -アウグスティヌスの身体論の神学的発展」(『神学』84号、東京神学大学神学会、2022年)
  • 「古代教会における「聖書的語りの共同体」」(『伝道と神学』13号、東京神学大学総合研究所、2023年)
  • 『使徒信条の歴史』(教文館、2023年)
  • キプリアヌスによる「聖なる教会を通して」(per sanctam ecclesiam)の起源-北アフリカの地域信条と教会論(『神学』84号、東京神学大学神学会、2023年)
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