2027年度入試情報

学長室から――召命

 将来に向けて、いろいろと計画を立て、準備するということがあるでしょう。仕事とのかかわりで言えば、希望する分野・方面で役に立ちそうな資格を取るというようなことをしたりします。必要になりそうな知識を仕入れ、磨いておくというようなこともあると思います。このように、自分で自分の人生を設計・デザインするというのは、私たちの多くが、程度の違いはあっても、やっていることであるでしょう。
 けれども、召命の出来事は、そのような私たちの歩みや計画を断ち切るようにして起こります。聖書が伝えている人たち、神様からの召しを与えられた人たちは、自分で計画して、そのようになったのではありません。それぞれの生活を持ち、従って、自分の人生についてのプランのようなものも持っていたかもしれません。あるいは、今までの日常が、そのまま続いていくと(漠然と)思っていたかもしれません。しかし、ひとたび神様から声をかけられたなら、全ては脇に置かれるようになります。
 ですから、多くの人が、召命を感じたとき、「まさか」と思うのです。だからこそ、また、モーセやエレミヤのように抵抗することもあります。しかし、神様の御心ですから、それは必ず成就します。神様が、まことに自分自身の「主」、自分の人生のあるじ・主人としてかかわってこられたなら、お召しになられたら、従うこと以外に道があるでしょうか。――神様からの召しが、あなたに届いてはいませんか。(神代)