2026年度入試情報

学長室から――神学校全学集会と初年次教育

 4月14日には神学校全学集会が開かれました。ものものしい名前の集まりですが、全学生、さらには全教員でのオリエンテーションの機会(神学校生活に関する再確認の機会)となっています。今年度は、学長として「召命共同体」としての東京神学大学ということについて話をした他、「メディアリテラシー」についても話しました。他に「生活倫理講座」、「奨学金」という主題があり、それぞれ担当の教員が話しました。
 翌15日は恒例のクラス別懇談会の日でした。年度初めの時期にクラス(学年)毎に集まり、担任も加わって、主に召命・献身について語り合い、また交わりを深める機会です。私が学長として担任する大学院前期課程(修士課程)2年生は銀座教会を会場にして行ないました。神学校における最終学年ということで、卒業・赴任を一年後に控えた一人ひとりから、今の思いを聞くことが恒例になっています。今年度も、神学校生活を通じて、神様が一人ひとりを育んできてくださったことを確認でき、嬉しく思いました。銀座教会の髙橋先生から、銀座教会の歴史や伝道についてお話を伺うこともできました。
 なお、新入生のいる学年ではクラス別懇談会は「初年次教育」の一環に位置づけられるようになりました。「初年次教育」というのは、大学等へ進学した学生に対し、そこでの学びに適応できるように行なわれるものです。入学後、最初の年に実施されるので、このように呼ばれています。
 初年次教育の内容は一般に「スタディスキル」(学び方を身に付けるためのもの)・「スチューデントスキル」(求められる一般常識や姿勢)・「アカデミックスキル」(学習意欲の維持・向上に必要なもの)とされているようですが、クラス別懇談会は神学校という場所において求められる姿勢・態度を確認する機会であると共に、神学校での学びの意欲を維持・向上させるためのものでもあると言えるでしょう。
 16日は、初年次教育の二日目ということで、Ⅱ限からⅣ限までの3コマを使って生活倫理講座を開きました。「生き方を問う性教育」と題して、恋愛・結婚・性の問題について、元北陸学院大学学長の町田健一先生が今年も講師を務めてくださいました。これも「スチューデントスキル」にあたるものでしょう。同日のⅠ限には私が「スタディスキル」にかかわる「レポート・論文の書き方」について話しました。(神代)