
- 2025.06.18
- トピックス
学長室から――入学者選抜について
入学者選抜に向けて本格的に動き出す時期になりました。
神学校に入学者が与えられることは教会の将来にとって決定的に重要なことです。特に今年度の新入生は日本基督教団出身者が少なく、教団の将来が心配されます。そして、もちろん、入学者数は、東京神学大学にとっては学校の経営にかかわる重大な問題でもあります。
過去数年の動きを見てみても、在籍する学生の総数が(コロナ禍に見舞われると共に)90名を下回るようになったときから、本学の財政は厳しい状態になっています。今年度の学生の総数は73名(内訳は、学部に36名、大学院前期課程に24名、同後期課程に13名)です。状況は依然として厳しいと言わなければなりません。
次年度に向けて、目標は新入生20名です。学部(入学および編入学)と大学院(前期・後期を合わせて)に合計で20名を迎えたいと願っています。厳しい数字ではありますが、その達成に向けて努めてまいりますので、お助けとお支えをお願いいたします。(神代)