
- 2025.05.28
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学長室から――東京神学大学で学ぶということ
今回は、東京神学大学で学ぶメリットについて書いてみます。
一つは、交わりの豊かさでしょう。少なくなってきたとはいえ、それでも学部に36名の学生が、また、大学院前期課程(修士課程)には24人の学生がいます。これから教会に仕えようとしている人たちが、ですから60名もいるわけです。違う背景、違う考えを持つ人たちが互いに支え合うことでこそ、一人一人の信仰と召命も、よく深められていきます。併せて、先生たちとの距離も近いのが東京神学大学です。専任教員は全て牧師です。知識と信仰の両面において、よい刺激と導きを受けられます。
また、教えられる神学も、それなりの幅広さを持っています。諸教会の合同によって日本基督教団が生まれたのに並行して、諸教会の神学の系譜を受け止めているのが東京神学大学です。それは、上記の交わりの豊かさにもつながっています。さまざまな背景を持つ学生を受け入れることができます。神学の立場としては、私なりの言い方で言えば、「マイルドな保守」ということになるでしょう。
この他、教職課程があること(これについては新しく「聖書の先生になりたい人へ」というパンフレットができましたので、興味がおありでしたら、請求してください)、充実した奨学金制度があることなども挙げられます。献身者を受け入れる環境として、このように整えられている東京神学大学で学びませんか。(神代)