学長室から――全学修養会と後援会

　10月31日、全学修養会の基調講演（第2回）が行なわれました。先週も書きましたが、今年度の全学修養会は、コロナ後の教会・伝道を考えるということを主題にしています。今回の基調講演では、講師に長谷川忠幸先生（日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団境港キリスト教会牧師）をお迎えしました。長谷川先生は本学の卒業生であられます。コロナ禍に見舞われるよりも以前からオンライン礼拝の可能性を開拓してこられた経験、また、ご専門の旧約聖書神学を参照した礼拝理解を踏まえて講演してくださいました。オンライン礼拝における「双方向性」を重んじる姿勢には説得力を感じました。
　さて、神学校日がある10月中は、東京神学大学後援会の活動のため、いくつかの地区に伺わせていただくことができました。9日は東京南地区、15日は西東京地区、21～23日は奥羽地区、29日には長野地区をお訪ねし、交わりの機会が与えられました。この他、10月以前に伺った地区、これから伺う地区もありますが、どれほど多くの皆様によって東京神学大学が支えられているかを実感させられます。引き続き、お支えをよろしくお願いいたします。（神代）