東京神学大学

Tokyo Union Theological Seminary

大学紹介

学長メッセージ

東京神学大学学長 芳賀力

世界を根底から
変革し救うために
東京神学大学学長
芳賀 力
「見よ、わたしはわたしの言葉を
 あなたの口に授ける」
(エレミヤ書5章14節)
「なぜ、糧にならぬもののために銀を量って払い、飢えを満たさぬもののために労するのか。わたしに聞き従えば、良いものを食べることができる。あなたたちの魂はその豊かさを楽しむであろう」(イザヤ55:2)。
 第二イザヤと呼ばれる預言者が神の召命を受けて神の言葉を語り始めた時、イスラエルはまだバビロン捕囚のただ中にいました。暗い谷間の時代です。人々は半ば諦めと惰性から、あるいは目先の小さな自分だけの幸福を得るために、確かな希望を抱くこともなく、その日暮らしの日々を続けるか、空しいもののために労苦していました。そのような時代に預言者が召し出されます。神の言葉を語るために。そして魂の飢え渇きをいやす本当の救いをもたらすために。一見するとそれは無駄な抵抗のように見えました。しかし預言者は確信しています。「雨も雪も、ひとたび天から降れば、むなしく天に戻ることはない。それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ、種蒔く人には種を与え、食べる人には糧を与える。そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も、むなしくは、わたしのもとに戻らない。それはわたしの望むことを成し遂げ、わたしが与えた使命を必ず果たす」(イザヤ55:10-11)。イエス・キリストの福音はそのような神の言葉です。神の言葉を失った現代社会に神の言葉を語るために、今こそそれを語る伝道者が求められています。日本基督教団立の神学教育機関である本学に入学し、福音を宣べ伝える神の業に、ぜひあなたも参与してほしいと思います。